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火星の生活 誠光社の雑所得2015-2022

1,760円

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京都の誠光社の堀部さんの本です。 堀部さんがいろんな媒体に寄稿した文章、講演やトークの文字起こしを、大幅に加筆修正して作ったというエッセイ集です。本と音楽と映画と本屋の話がおもな内容です。 「火星」の話が出てくるので、木星の出版社としては親近感を持ってしまった。少しやっていること(堀部さんは書店、小社は版元)が違うところもあるけど、というか、本の世界では自分のほうがずっと後輩なのに、なまいきなコメントだが、書かれていることが膝を打ってそうだ!と思えることがたくさんだった。 ランニングでも、本でも音楽でも、何かに向かい合うのが好きな人なら、きっと読むとよい一冊だと思う。 読後の今は、同じ軌道にいるような、いないような、光りつつもぷかぷか浮いているたくさんの惑星のイメージが頭に浮かんでおります。(記:木星の人) ーーー帯の言葉ここからーーー 本読んで、レコード聴いて、映画観て。面白がったり、比べたり、つなげたりして文章書いて、本売って。そうやって稼いだお金でまた本とレコード買って、映画観る。たまには本をこしらえてみたり、原稿料も頂戴したり。そうして得た雑所得でまた本を買う。結局手元に残ったのは、書き散らした雑文だけ。それをまた本にして、売って、お小遣い貯めて、本屋か映画館へ。そうやって四半世紀を生きてきた。荒涼とした、まるで火星の生活。 ーーーーーー

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